インプラントのご相談は国際口腔インプラント学会認定指導医の東京都港区南青山インプラント歯科まで

院長ブログ

国際口腔インプラント学会指導医取得@コロンビア大学

ニューヨークのコロンビア大学にてインプラント研修コースに参加してきました。このコースはコロンビア大学歯学部インプラント科と国際口腔インプラント学会の共催による、指導医育成のための2年間のインターナショナルプログラムの最終ステップで、米国フロリダでの研修と英文筆記試験、日本、ベトナム、台湾の学会での集中講義や研修、Tarnow Institute advanced Implant 3days course(世界的インプラント外科医デニスターナー教授による特別集中講義)、UCLA Thomas Han教授による英語でのケースプレゼン審査と多数の症例提出および審査等、様々な試練を経て、今回のニューヨークでの約1週間に渡る集中講義と学会修了後に、合格者のみ指導医資格が授与されました。もちろんすべての過程を無事にパスし、念願のDiplomate(インプラント指導医資格)を取得いたしました!

 
極寒、雪のニューヨークコロンビア大学にて。コロンビア大学は世界大学ランキングで常に上位にランクする名門校で、オバマ大統領や歌手の宇多田ひかるさんの母校としても知られています。格式の高さと歴史の重みを実感する美しいキャンパスでした。

 
コロンビア大学インプラント科Dennis Tarnow主任教授の講義(写真左)から始まり、Drs.David Gelb,Frank Celenza,Richard Smithなど著名な先生の集中講義が早朝から夕方までみっちり行われました。日本と14時間の時差があり正直つらかったですが、寝ずに集中して講義をしっかり聞きました。まるで修行のようでした(笑)
写真右はICOI会長Dr.Kenneth Judy とコロンビア大学歯学部長Dr.Christian Stohlerに囲まれてのサティフィケート授与式の模様。普段めったにお会いできないとてもお偉い先生方です。本当にありがたいことです。

 
写真左はロックフェラーセンターの有名な巨大クリスマスツリー。今回は終日多忙でニューヨーク観光する時間が全くありませんでしたが、役員ディナー終了後の帰り道の混雑の中、何とかツリーまでたどり着いて無事撮影!いい思い出になりました。今度はいつの日かのんびり観光で訪れたいものです。

写真右はICOI Diplomate(指導医)認定証を持っての記念撮影。欧米で歯科治療を行う場合、日本のような国民皆健康保険が存在しないため、高額の治療費をカバーするため民間の歯科保険に加入するのが一般的ですが、この民間保険会社が患者にインプラント治療を斡旋する場合、ICOIの Diplomate資格を有する歯科医を優先的に紹介するそうです。(その方が治療のトラブルが少なく事業が円滑に進むというのが理由だそうです)また医療訴訟の際には、この資格を有する医師の発言はとても強い影響力があるとの事です。日本ではまだ認知度がそれほど高くないですが、世界的には(特に米国においては)とても権威ある信頼性の高い資格の一つと言われています。

ICOI (International Congress of Oral Implantologists) は1972年に設立され、世界65カ国250万人以上の会員数を有する世界最大規模のインプラント教育機関であり、学会機関誌「IMPLANT DENTISTRY」は全世界の選ばれた82歯科学会中、日本最高位である36位のインパクトファクター(IF;自然科学、社会科学分野の学術雑誌を対象とし、学術誌の影響度や認知度および科学的信頼性を研究者が評価する際に最も広く使用されている指標)を有しています。この意味は、当学会の学術水準レベルの高さと世界的な影響力の大きさや社会的信頼度の高さを示す一つの指標と言えます。(ちなみに日本口腔インプラント学会や他の日本のインプラント関連学会の機関誌はインパクトファクターを有しておりません。参考までに。。)

もちろん、指導医や認定医の資格の有無が治療の善し悪しのすべてを反映しているものではなく、またインパクトファクターが学会のすべてを評価するものではありませんが、国際基準でしっかりと評価されているものにはやはりそれ相当の違いはあると私は考えます。医院選びの選考基準には十分になり得ると思いますし、こちらも強い責任感と自覚を持って日々の治療に臨んでいるのも事実です。そういう意味でもICOI Diplomateの名に恥じぬよう、日々研鑽して世界標準の質の高いインプラント治療を実践して行きたいと思います。

早いもので今年の12月24日で開院12年目になりました。今回の指導医取得を一つの出発点として、気持ちも新たに益々頑張って行きたいと思いますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

注意:国際口腔インプラント学会と日本訳されている学会には、現在ICOIの他に、ISOI (International Society of Oral Implantology) や、AIAI (Academy of International Advansed Implantology) などいくつか存在しますが、国際的な信頼度や学術的な評価は全く異なる別団体ですので、混同しないようくれぐれもお気をつけ下さい。

ICOIアジア太平洋地区学術大会@台湾

台湾の台北医科大学にて国際口腔インプラント学会のアジア太平洋地区学術大会が盛大に開催され、アジア太平洋地区役員として参加してきました。日本からは約280名の参加者があり、式典に臨席していた台湾の衛生省大臣が、かつて開催された単一の国際イベントで最大の日本人参加者であったと驚いていたそうです。

 
台北医科大学の正面入り口。非常に大きな建築物でした。会場は伝統を感じさせる威厳のある作りでした。日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋諸国から多数の参加者があり、多くの素晴らしい講演発表が行われました。とても勉強になったのは言うまでもありません。

 
幹部役員参加のPresident Night Dinner partyにて(写真左)国際学会本部の会長、次期会長や各国の役員参加のもと友好的な親睦会が開催されました。写真は東京医科歯科大学インプラント科の春日井教授のご挨拶。(写真右)はGALA PartyにてICOIプレジデントのJon B.Suzuki先生とUCLAのThomas Han先生との記念撮影。こちらのパーティーも大いに盛り上がりました。台湾の先生の勢いは凄まじいものがあります(笑)

観光する時間は一切ありませんでしたが、とても有意義で楽しい学会参加でした。世界各国の素晴らしい先生方とお会いし素晴らしい講演発表を見て、日々の臨床をもっと頑張りたいというモチベーションの向上に繋がりました。

毎回来て思いますが、台湾の方々は親日家で本当に親切ですね。今度はプライベートでゆっくり訪れたいものです(。。って、そんな時間がまったくとれない今日この頃です。。今は仕事一筋、頑張ります!合掌。。)

「さのまる」@「ゆるキャラグランプリ2013」優勝!

栃木県佐野市のブランドキャラクター「さのまる」が「ゆるキャラグランプリ2013」において1579体の強豪ゆるキャラ達を押さえ、約120万票という過去最多得票数で見事堂々の1位に輝きました!
 
さのまるくんです!ラーメンどんぶりハットにイモフライ剣(笑)

ニュース等でご存知の方も多いと思いますが、実はこの「さのまる」くんとは意外なご縁があり、「公認」キャラクターソング「さのまるろっくんろーる」(歌:坂井邦先さん)の作詞、作曲を私のいとこ「松永安優美」が担当していた関係で、かなり以前からこのゆるキャラをひそかに応援しておりました。(はずかしながら本当です)

 「さのまるろっくんろーる」の動画はこちら
踊りは医療法人聖生会の幹部役員。いつもごくろうさまです!

いとこの松永医師は現在「医療法人聖生会」「社会福祉法人裕母和会」の理事長として、佐野市や栃木市に9件の介護関連施設や病院を運営しているため、その手腕を買われ、かねてから佐野市の町おこしの手助けを青年会議所から依頼されていたそうで、その一環として「さのまる」の応援を引き受けることになったと聞いております。

「さのまる」くんと「松永安優美」医師

私の父「佐藤川太」そしていとこの父「松永和夫医師」(医療法人聖生会松永医院名誉院長)も共に作曲家協会に所属した作曲家だった影響もあり、私も松永も作詞/作曲は実は得意だったりしますが、手前味噌ながらこの「さのまるろっくんろーる」はとてもキャッチャーで覚えやすく、秀逸な曲だと思います。(さすがに100曲以上作曲し、レコードデビューしているだけあります)

佐野市の「公式」キャラクターソング「さのまる音頭」は歌手のダイヤモンド☆ユカイさんが自作で歌われていて、こちらも大変素晴らしい曲ではありますが、やはり私には「さのまるろっくんろーる」の方がなじみが深く、愛着があります。

さらに歌手の坂井邦先さん(オフィスコットン所属)がポプラ社の御曹司というご縁もあり、さのまるの絵本「さのまるの たいせつな たからもの」が先日ポプラ社から出版され、あっという間に完売増刷というお話でした。さすがメディアの力はすごいですね。

この絵本には「さのまるロックンロール」のCDが付録でついています。

「さのまる」くん、ゆるキャラ日本一の偉業達成!!ひそかに嬉しい今日この頃です(笑)

JAID主催カリフォルニアトップ衛生士による東京特別講演

学術団体JAID (Japanese Academy of International Dentistry)の主催で、米国審美歯科学会や全米補綴歯科学会の会長も歴任されたカリフォルニアのトップデンティスト/ボールドウィン・マーチャック先生のオフィスに勤務するカリフォルニアのトップ歯科衛生士、Ms.BethanyとMs.Joanの両名を招聘し、米国での歯科衛生士の仕事内容や、現在の米国歯科事情などについて講演を行って頂きました。

 
Ms.Joanは南カリフォルニア大学の衛生士科を卒業後、マーチャック先生のオフィスに勤務しながら南カリフォルニア大学医学部の大学院(公衆衛生学科)の修士課程を修了。Ms.Bethanyは南カリフォルニア大学の衛生士科を卒業後、同じくマーチャック先生のオフィスに勤務しながら南カリフォルニア大学の歯学部に入学し、来年卒業して歯科医師になる予定です。(ダブルライセンスになります。凄い。。)

歯科衛生士という職業は全米のベストジョブ第10位にランクされているらしく、大変人気もあり尊敬されている職種だそうです(ちなみに今年のランキング1位は歯科医だそうです。日本の歯科医ももっと頑張らないといけないですね;汗)

お二人の講演は本当に素晴らしく、衛生士だけでなく我々歯科医も大変勉強になりました。勉強量と知識の多さ、プロ意識の高さなどはやはり凄い物があり、参加者全員とても良い刺激を受けたと大好評のうちに講演会を終える事ができました。

私もJAID学術理事として前日の懇親会から空港送迎までご一緒させて頂きましたが、お二人とも人間的にも大変素晴らしく、お話の中で大変多くのことを学ばせて頂きました。今度はLAでお会いできるのを楽しみにしています!


Ms.Bethany(左)とMs.Joan(右)との記念撮影。You are the best!

ブループラネット賞

ブループラネット賞の表彰式典と祝賀パーティーにご招待を賜り出席して参りました。
ブループラネット賞とは公益財団法人・旭硝子財団により1992年に創設された地球環境国際賞で、地球環境問題の解決に向けて著しく貢献した個人/組織に対してその業績を称え贈られます。副賞賞金5000万、地球環境問題のノーベル賞と言われています。

本年度の受賞者は松野太郎博士(日本:海洋研究開発機構地球環境変動領域特任上席研究員)とダニエル・スパーリング博士(米国:カリフォルニア大学デービス校教授)で、松野博士は「地球温暖化と気候変化の解明に大きく貢献をした功績」により、スパーリング博士は「交通が環境に及ぼす影響を研究し、都市の環境政策に大きな進歩、指針をもたらした功績」により受賞されました。

  
松野太郎博士とダニエル・スパーリング博士

表彰式典には秋篠宮、同妃両殿下のご来臨のほか、米国など各国の駐日大使や国内外の各界を代表する著名人が多数参列し、安倍晋三内閣総理大臣からの来賓祝辞(代読)もあり、この賞の格式の高さを実感しました。(当然撮影厳禁のおごそかな式典でした)

翌日、国連大学で開催された両博士の受賞記念講演にも参加させて頂き、地球温暖化と異常気象の問題や、地球シュミレーターを用いた温暖化予測などについて(これは本当に革新的な凄い技術です)、また環境に配慮した都市計画の進め方や、そのために必要な持続可能な交通輸送システムの構築など、これからの人類にとって大変重要である貴重なお話を伺うことができました。

両博士のご講演は大変素晴らしく、人類の未来に希望の光を見いだす崇高な研究であると思いました。そしてこのように優秀な研究(者)に対して資金面でも多額のサポートをされている旭硝子財団(世界最大手ガラスメーカー旭硝子の創業25周年を記念して設立された財団)の功績も本当に素晴らしいものであると思いました。

歯科の勉強だけでなく、他に学ぶべき大切な事が多々あるとあらためて認識しました。このような貴重な機会を与えて下さった旭硝子財団の患者Y様に心より感謝申し上げます。

高級焼酎フロム鹿児島

鹿児島よりインプラントのメンテナンスのため定期的に通院されている患者様(インプラント治療はもちろん無事に終了し、現在はインプラントと残存歯の維持管理のためのメンテナンスを継続中)より、日頃お世話になっている御礼にと毎年、高級焼酎をお送り頂いております(毎回ケースで届きます:驚)

もう既にかなり飲んでしまいましたので、実はこれ、ほんの一部なのですが、せっかくなので記念写真を撮ってみました(笑)自分たけでなく、お酒好きの当院受付も大変喜んでおります(^^)/

K様、いつも本当にありがとうございます!この場をお借りして心より御礼申し上げますm(_ _)m
K様も飲みすぎにはどうぞお気をつけ下さいませ。

2013 JAID秋期学術大会

JAID秋期学術大会が東京国際フォーラムにて盛大に開催されました。

JAID;Japanese Academy for International Dentistryは、USC(南カリフォルニア大学)UCLA (カリフォルニア大学ロサンジェルス校)NYU(ニューヨーク大学)コロンビア大学などのCEコース(卒後研修プログラム)を修了した新進気鋭の歯科医が全国から集まり結成された、全米歯科学会のアフェリエート機能を持つ新しい学会組織です。

全米の一流大学歯学部との協力なコネクションにより、定期的に海外の著名な歯科医を招聘、またはライブでのウェブ講演を開催してきましたが、今回は日本が世界に誇る審美歯科界の巨匠、山崎長郎先生とインプラントで世界的に著名な波多野尚樹先生の両氏を招聘しての特別講演と、またJAID会員の若手歯科医によるコンペティションも同時に開催しました。

 
山崎長郎先生(SJCDインターナショナル会長)と波多野尚樹先生(マキシスインプラントインステチュート主幹)の講演風景。大変素晴らしいご講演でとても勉強になったのは言うまでもありません。

 
若手歯科医の講演風景。こちらもレベルの高い素晴らしい発表でした。右は今回の発表者と特別講師との記念撮影。とても良い刺激を頂きました。モチベーション上がります。

今回は自分の発表はありませんでしたが、学術担当理事として、東京フォーラムとの交渉からプログラムの作成、当日の会の運営など、裏方の仕事を任されて多忙にしておりました。大変なことも多々ありましたが、多くの優秀な先生方に助けて頂いたおかげで、何とか無事に滞り無く、大成功裏に学会を終える事ができました。この場をお借りして関係各位に感謝申し上げます。

日本の歯科界を盛り上げていくため、JAIDは今後も益々精力的に活動していく所存でございます。また自分もこの学会を通じて、さらに勉学に励み、よりレベルの高い世界標準の治療を身につけて行きたいと考えています。目指すはやはり世界です。ゴールはまだまだ遥か彼方ですが、コツコツ頑張ります!

JAID   http://www.jaid-japan.com/

祝・ボクシング世界チャンピオン!!

2013年8月1日、タイ・バンコクにてボクシングWBA世界フライ級暫定タイトルマッチが行われ、同級7位の江藤光喜(白井具志堅ジム)が暫定王者のコンパヤック・ポームラム(タイ)を3−0の判定で下し、見事にWBA暫定世界王者を獲得しました!

  
WBA世界フライ級暫定新チャンピオンの江藤光喜選手と野木丈司トレーナー
写真右は江藤チャンプ祝勝会にて記念撮影

これは単なる勝利ではなく、実はとても凄いことだったりします。ボクシングという競技はサッカーと同様、ホームでの試合は判定にとても有利な場合が多いのですが、特にタイという国はその傾向が顕著で、日本の名だたる歴代名チャンピオンが約50年に渡り18戦挑戦し続けて、まだタイでは1度も勝ったことが無く、日本人はタイでは絶対に勝てないというジンクスまで存在しました。そんな状況の中、見事勝利をおさめた江藤選手は快挙を成し遂げたと関係者の間では高く評価されています。私も後日録画で見ましたが、本当に素晴らしいファイトでした!

以前にこのブログでも書きましたが、私も白井具志堅ジム(日本初の世界チャンピオン白井義男氏と伝説の13回防衛記録チャンピオンの具志堅用高氏が会長を務めるジム)の一般練習生として週2回程度はプロと同様のハードなトレーニングをこなしており、江藤選手も一緒に練習する仲間だったりします(まあ、年はたいぶ違いますが。。笑)他にもWBA女子世界スーパーフライ級チャンピオンの山口直子選手や将来有望な世界ランカー達をはじめ、トレーナーには第36代WBC世界フライ級王者の内藤大助選手をチャンピオンにした名伯楽として知られる野木丈司氏など、素晴らしいメンバーに囲まれながら、日々充実した過酷なトレーニングを積んでおります。

 
(写真左)左からWBA世界暫定王者の江藤光喜選手、具志堅用高氏、江藤大喜選手。
(写真右)左からWBA女子世界王者の山口直子選手、元OPBF王者つのだのりこ選手

 
当院スタッフと具志堅用高氏、野木丈司トレーナー。後援会活動以外にオーラルケアを通じて白井具志堅ジムを応援しています。(南青山インプラントセンターにて)

内藤大助選手の時もそうでしたが、江藤選手の普段からの並々ならぬ努力を間近に見ている人間としては、今回のタイトル奪取は本当に嬉しいものであり、ジムの後援会メンバーの立場としても、具志堅さんと一緒に喜びを分かち合った次第です。江藤君、本当におめでとう!!

僕も歯科界の世界チャンピオンを目指して、ボクシングを通して心身をさらに鍛えながら、日々勉学にも励んで行こうと決意を新たにしました。まだまだ若い者には負けないですよ(笑)頑張りますので、白井具志堅ジムの選手ともども、応援宜しくお願いします!


日本顎咬合学会学術大会

第31回日本顎咬合学会学術大会・総会が5000人を超える参加者のもと、東京国際フォーラムにて盛大に開催されました。日本顎咬合学会はその名のとおり、ナソロジーという噛み合わせの学問を学ぶ学会が起源ですが、現在では歯科医療全般に渡って、歯科医、歯科衛生士、歯科技工士や歯科に関わる全ての方が様々な事を学べる情報発信の場として発展し、会員数8000名を超える日本有数の学会に成長しました。

毎年、世界的に有名な海外演者を招聘し、また国内からも著名な素晴らしい臨床家が多くの優れた発表を行います。今年の海外招待演者は、全米審美歯科学会および全米補綴歯科学会の前会長で、世界的に著名な審美歯科学の権威Dr.Boldwin Marchack 南カリフォルニア大学歯学部教授でした。ユーモアたっぷりのマーチャック先生の講義は大変素晴らしいものでした。USC Japan Programでもお世話になったご縁でプライベートでも親しくさせて頂いている教授との久々の再会はとても喜ばしいものでした。

 
マーチャック先生の講演風景。USC Japan Program同期で、現在はUSC 南カリフォルニア大学歯学部歯周病科のレジデントとして活躍している佐藤祥子先生のお写真を講義の中でたくさん拝見しました。全米屈指の難関USCペリオレジデントの狭き門を突破し、遠いアメリカで頑張っている佐藤先生の勇姿を見て大変刺激になりました。自分ももっともっと頑張らないといけないですね。。。目指すはやはり世界です!


今年は学会から講演依頼をうけてテーブルクリニックにて発表させて頂きました。
おなじくUSC Japan Programでお世話になった南カリフォルニア大学歯学部歯周病科主任教授のHoma Zadeh先生から伝授されたVISTAテクニックについて、模型デモも含めてご説明させて頂きました。

講演後は質問の嵐で、この術式に対する関心の高さに驚きました。審美領域におけるインプラント治療において有益なこの素晴らしい術式は、難易度は高いですが、治療のオプションとして常備しておくことはリスクマネージメントの意味でも重要だと考えています。今後はもっと普及していくことでしょう。

講演の他に、今年も広報委員会の役員として『PRESS」のワッペンしてカメラ片手に『カメラマンに転職したので宜しくお願いしまーす!」とジョークを言いながら会場をウロウロしておりました。また学会終了後の総会(学会の会長や執行役員が集まっての予算報告や審議事項決定の重要な会議)では今年も副議長に選任され、何とか責務を果たして参りました。

国際口腔インプラント学会の理事会とも日程が重なり、何かとバタバタと忙しい週末でしたが、どうにか無事にこなすことができました(汗。。)素晴らしい講義をたくさん聴講しとても勉強になったとともに、恩師の先生や同期の仲間とも久々に再会できて、多くの刺激とパワーを貰いました。南カリフォルニア大学のマーチャック先生やザデ先生からせっかくご指導頂いた素晴らしい知識と技術を、今後も益々自分の臨床に生かして行けるよう、さらに頑張りたいと思います。

アンドレスさんモニカさん送別会

友人のアンドレスさんとモニカさんの送別会が盛大に執り行われました。アンドレスさんはキューバ共和国大使館次席、臨時代理大使、参事官として日本に約6年間ご勤務され、日本とキューバの友好のために大変ご尽力されました。内閣総理大臣を含め政界、財界、芸能界にいたるまで幅広い人脈を持ち、その人懐っこい性格から多くの人に愛されていました。

そんなアンドレスさんと奥様のモニカさんとは、良き友人として普段から大変親しく仲良くさせて頂きました。時には歯の治療を担当しながら、様々なキューバのイベントにも数多くお招き頂き、最高に楽しい時間を一緒に過ごさせて頂きました。同時に多くの著名な素晴らしい方々もたくさんご紹介頂きました。そんなかけがえのない大切な友人がこのたび無事に任期を終えて母国へ栄転帰国されるとのことで、大変寂しい思いで一杯でしたが、お二人の新しい旅立ちを笑顔で送ってあげれるよう、そんな思いを胸に送別会に参加し、一曲献上して参りました。

 
(写真左)左からモニカさん、アンドレスさん、そして司会のキューバ出身有名タレントSHEILAさん。(写真右)はアントニオ猪木氏による気合いに満ちた乾杯のご発声。「元気があれば何でもできる!ご唱和下さい!!カンパーイ!!!』

  
猪木さんの闘魂注入ビンタの後、発起人の一人『すしざんまい』木村社長からのご挨拶。本当に素晴らしい方です。それにしても猪木さんのビンタはものすごい音でした(笑)

 
各国大使が多数ご臨席する中、自民党総務会長の笹川氏、コシノジュンコ氏などアンドレスさんと親しい方々からユニークかつ心のこもったご挨拶がありました。来場予定の安倍晋三総理、森喜朗元総理、長嶋茂雄氏などがご都合により不参加となったのは残念でしたが、錚々たる方々がご臨席され、多くのあたたかい笑顔と時には大爆笑に包まれながら、なごやかに楽しく会が進行いたしました。
 
 
日本プロ野球機構から野球好きのアンドレスさんにナショナルチームの特別ユニフォームが贈呈されました。またJOC日本オリンピック委員会から記念のトロフィー授与もありました。これは通常オリンピックメダリストしか頂けない貴重なものらしいです。

 
アンドレスさんのご指名で一曲歌わせて頂く事になりました。お二人の新しい旅立ちの明るい前途を祈念して、米米CLUBの「浪漫飛行」をギター弾き語りで演奏させて頂きました。替え歌が思いのほかウケたので良かったです。その後はキューバらしくダンスタイム。ベラルーシ出身の有名トップモデルのナタリさんと踊らせて頂きました。鼻の下が伸びていて何ともお恥ずかしい写真ですが。。まさに至福の時間でした!(笑)

アンドレスさんのおかげで素晴らしい方とたくさん知り合う事ができて、そういう意味でもとても感謝しています。ちなみに今回ご参加が叶いませんでしたが、アンドレスさんと親しい方とのお写真もこの機会にご紹介させて頂きます。

 

(写真左)中央の赤い服を着た女性はキューバ革命の英雄「チェ・ゲバラ」氏のご息女『アレイダ・ゲバラ」さん。アンドレスさんのお計らいで光栄なことにランチをご一緒させて頂きました。「次回来日の際には歯の治療もお願いね」と言って頂きました。医師であるアレイダさんは穏やかでとても素敵な女性でした。(写真右)はご存知イタリアの伊達男ジローラモさん。今日もジョークが炸裂してます(笑)Pre送別会にて。

 
(写真左)左からキューバ共和国特命全権大使マルコス・ロドリゲス・コスタ閣下、自分、そしてなんと国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄・読売ジャイアンツ終身名誉監督!!右にはキューバ大使館次席のアンドレス・ゴンザレス・バジェステル閣下。長嶋監督とは少しだけお話させて頂きましたが、とても真摯に優しく接して頂き本当に感激しました!(涙)

写真右の人物は「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」でおなじみのご存知、松本零士先生。もちろんサインも頂きました!この写真以外にも、アンドレスさんのお計らいで普段お会いできないような素晴らしい方々にたくさんお会いすることが叶いました。本当に感謝しております!あらためて歯科医をやっていて本当に良かったと思います。患者様のみなさまにこの場をお借りして心より感謝申し上げます!

 
アンドレスさん、モニカさん、6年間本当にお疲れさました。そしていろいろとお世話になりありがとうございました。今度はキューバでお会いできるのを楽しみにしています!どうかお元気でご活躍下さい!^^Muchas Gracias!!

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