インプラントのご相談は国際口腔インプラント学会認定指導医の東京都港区南青山インプラント歯科まで

院長ブログ

セルビア前大使 旭日大綬章受章祝賀会

前セルビア共和国特命全権大使でセルビア共和国外務大臣のイバン・ムルキッチ氏より直接ご招待を賜り、セルビア大使館での祝賀会に出席して参りました。

 
(写真左)ムルキッチ前大使をお出迎えする政財界関係者の方々。天皇陛下からお祝いを拝受したその足で会場に駆けつけられました。写真右はご挨拶をされているムルキッチ前大使ご夫妻と現駐日セルビア共和国大使(右端)

この祝賀会は、ムルキッチ前セルビア大使が、日本とセルビア間の関係強化及び友好親善に寄与した功績が高く評価され、旭日大褒章受賞の栄誉に浴されたため、急遽親しい関係者のみを招いて開催されたものです。

セキュリティの関係で直前まで内密にしていたとのことで、大変急なお誘いではありましたが、ぜひお祝いに駆けつけたかったので、診療アポイントを変更してお祝いに参上いたしました。ご協力とご理解を頂いきました患者様に深く御礼申しげます。

 
(写真左)お祝いにお花をお送りいたしました。急なお願いにも関わらず丁寧にご対応して頂いたアリエル&ウィッチムーンの皆様にも感謝です。大使館のレセプションや、当院患者の俳優、女優、歌手のみなさまの会場や楽屋に、いつも綺麗なお花を届けて下さいます。おすすめのお花屋さんです!(爆笑問題:太田光様の奥様で芸能事務所タイタン太田光代社長様のお店とのことです。お会いしたことは残念ながらありませんが)https://ariel-net.jp/flower/
(写真右)とても美味しいセルビア料理を今回も堪能させて頂きました。本場の料理を楽しめるのもレセプションの醍醐味です;笑)

 
ムルキッチ前大使ご夫妻と久々の再会を祝しての記念撮影。在日中はご家族そろって治療に通って下さり、普段からとても親しく接して下さいました。ご帰国されてからかなりの年月が経ちますが、ちゃんと覚えていて下さり、わざわざお呼び頂きましたこと、本当に嬉しく思っております。今度はぜひセルビアでお会いしましょう!とお約束して、診療に戻りました。またいつの日にかお目にかかれる日を心より楽しみにしております。この度は栄誉ある旭日大褒章受賞、誠におめでとうございました!^^

執筆 @ Implants in the Aesthetic Zone

Implants in the Aesthetic Zone というタイトルのインプラント専門書が、来年全世界に向けて出版予定で、私も共同執筆者として執筆に協力させて頂きました。本の宣材が届きましたのでこの場をお借りしてご紹介させて頂きます。


Drs.Todd Shoenbaum, Peter K. Moy, Joseph Kan, Bach Lee, Perry Klokkevoldなど、世界トップレベルの著名なドクターと一緒にご紹介して頂き、とても光栄です(左下写真です)

この専門書は、インプラント治療でも特に難易度が高いと言われている、審美領域でのインプラント治療(主に上顎の前歯の目立つ部分のインプラント治療)について、治療を成功に導くためのガイドラインが細かく記されています。。前歯の治療は、噛めるだけでなく、見た目の綺麗さも要求されるため、ハイレベルな治療技術と知識が必要であり、それを学ぶために特化した内容となっております。

ページ構成は4つのPartから成り、1)治療計画の立案、2)インプラントのための硬組織、軟組織の造成、3)抜歯即時インプラントについて、4)インプラント上部構造の製作、について書かれており、上記についてさらに細かく18章に分けて解説が行われております。

私は日本人の共同執筆者(Dr.Suzuki,Dr.Igarashi,Dr.Morimoto)と共に、Part2: Site Preparation: Hard and Soft Tissue Augmentationの中の、Chapter5: Indications for augmentation prior to implant placementについて多くを執筆させて頂きました。

インプラント治療を行うにあたり、施術部位の歯槽骨や歯肉が十分に存在しない場合に、どのような事に気をつけて治療プランを立て、また実際の治療を行っていけば良いのか、最新の知見をもとに、実際の臨床例(治療例の写真)を通じて、そのコンセプト等について詳しく解説させて頂きました。日々忙しい中、全編英語での執筆活動(チャレンジ)でしたので、正直かなり大変な作業でしたが、根性で何とかやり遂げることができました。

世界的に著名なインプラント治療のスペシャリストや研究者とともに、専門書の執筆に携わり、こうして書籍が日の目を見ることになり、とても感慨深いものがあります。そして非常に嬉しいです。

今回の執筆にあたり、お話を頂きましたチーフエディターのUCLA Todd Shoenbaum教授とUCLA クリニカルインストラクターの清水藤太先生、共同執筆者でICOI次期世界会長の鈴木仙一先生、そして英文監修を行って頂いた日本一の通訳:柴田節子様に心から謝辞を申し上げます。


私の隣、後列右側がTodd Shoenbaum教授。UCLA歯学部で史上最年少で教授に就任した秀才で、現在はUCLA卒後研修プログラムのディレクター(副学長クラスの要職)、またプライベートではカリフォルニア州のバイク競技チャンピオンでもあるスーパードクターです。
前列左から、学術団体JAID会長の岩城正明先生(俳優:椎名桔平氏の実兄)、ロサンゼルス開業の著名な歯内療法専門医でUCLAクリニカルインストラクターの清水藤太先生、ICOI国際口腔インプラント学会次期世界会長の鈴木仙一先生と記念写真。私が普段からお世話になっている大変素晴らしい先生方です。良いご縁をありがとうございました!
ニューヨーク2017冬

ニューヨーク大学インプラントプログラム第13期の最終セッションと修了式が、米国ニューヨーク大学歯学部にて行われ、プログラムリーダーとして受講生のサポートのため参加しました。

 
NYU歯学部での講義風景(左)とNYU13期生とファカルティーとの集合写真(右)

ここのところ毎年5月と12月にニューヨークを訪れていますが、12月のNYはやっぱり寒いですね。。日本とは違う、乾いた刺すような寒さで、時には命の危険を感じる時もあるくらいです(これでもまだ極寒の1月、2月よりはるかにましですが。。) 

実は今回、予約してあったはずの宿が予約できておらず、おまけにこの時期のNYマンハッタンはホテルがほぼ満室で、空いているのはバカみたいに高い部屋ばかり。。普通の宿が見つかるまでの数日間は、友人先輩の広い部屋に間借りしたりして過ごしておりました(なので集合写真は眠そうな顔してます)普段はこんなミスはしないのですが、今年は特に忙しかったせいなのか、それともいよいよ歳のせいなのか、久々にやらかしてしまった感じで反省しています。

でも、2年間、中米グアテマラセッションも共にしたNYU13期の優秀な先生方が、今回は無事に全員が卒業できたので、遥々サポートに来た甲斐があったと安堵しております。勉強熱心な先生方の今後のご活躍を期待しております。

さて、今回のNY滞在ではもう一つのミッション、コロンビア大学歯学部の新しい診療フロア完成のオープニングレセプションにご招待されたので、参加して参りました。

  
コロンビア大学からの招待状(左)と新診療フロアのエントランスにて、ICOI次期世界会長の鈴木仙一先生と記念撮影(右)

 
新設備について説明するコロンビア大学歯学部同窓会長(左)と、コロンビア大学歯学部長の奥様とご家族(右)と久々の再会を祝しての記念撮影。デジタルテクノロジーを駆使した最新の治療機器を導入し、より効率的な歯科教育を世界に先駆けて実践していくそうです。さすがのアメリカ、多額の寄付もあり、設備の規模がもの凄いです。

私は以前に、コロンビア大学が主催する2年間のインプラント研修プログラム(NYUインプラントプログラムと同様のプログラム)にも参加しておりました。その際に、コロンビア大学にインプラント科と診療フロアが新設されたので、お礼の意味も含めて、診療チェアーを含む個室の診療室を1つ寄付いたしました。

私にとっては結構大変な出費でしたが、大学のインプラント教育に役立てるのならと思い切って寄付したおかげで、今ではコロンビア大学歯学部の同窓生の扱いを受けております。現在でもコロンビア大学の奨学金制度から寄付依頼のメールがよく届くのでマメにドネーションは行っておりますが、他国の優秀な苦学生からお礼のエアメールを頂戴することもあり、日本とアメリカの教育環境の違いを実感しております。親日であるコロンビア大学の学長さんとは現在もとても親しくさせて頂いておりますので、今後ともできる限りのサポートはしていきたいと考えております。

 
写真右から、コロンビア大学歯学部長とコロンビア大学医学部副学長を兼任するDr.Christian S. Stohler, 前ニューヨーク大学インプラント科主任教授で現在はコロンビア大学インプラント科主任教授のインプラントの世界的権威 Dennis P Tarnow教授、ICOI国際口腔インプラント学会次期世界会長の鈴木仙一先生、ニューヨーク大学臨床教授の福岡幸伸先生、ICOI国際口腔インプラント学会創設者でチェアマン(代表:一番偉い人)のDr. Kenneth W.M. Judyと記念撮影。貴重な思い出になりました。

ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領

南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領がご来日され、このたび、駐日ウルグアイ東方共和国Eduardo Bouzout特命全権大使閣下のご厚意により、東京外国語大学でのご講演を拝聴させて頂く大変貴重な機会に恵まれました。


東京外国語大学での日本の若者に向けてのご講演風景。この後、池上彰氏との対談が行われ、その模様はフジテレビの特番で放映されました。現代の消費社会に警鐘を鳴らす非常に強いメッセージで、心に響く本当に素晴らしいお話でした。

大統領時代の給与の90%以上を慈善団体に寄付し、とても質素な生活を送っていたことから『世界一貧しい大統領』と呼ばれていましたが、2012年の国連リオ会議での伝説的なスピーチにより、偉大な大統領として世界中に広く知られることになります。その言動や人柄から、多くの人々から尊敬され慕われており、日本でもファンは多いと聞きます。昨年、5年の大統領任期を無事に終え、全国民に惜しまれながらご退任されたそうです。

「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

どんどん物を買わせることによって成り立っている現代の消費社会。そしてただただ物欲を満たすことにより幸福を感じていると錯覚している我々にとって、買い物の代金やローンの支払いに日々追われ、大切な自分の自由な時間を奪われている現実に気づいている人はいったどれくらいいるのだろう。世界第3位の経済大国日本に暮らす我々は本当に豊かで幸せなのだろうか?ムヒカ氏の問いかけは多くの日本人に自身の人生を再考する素晴らしいチャンスを与えてくれてたと私は思います。

また日本の若者の政治離れについても大変憂慮されており、「どうせ何も変わらないだろう」とあきらめるのではなく、同じ考えの同志を集め、集団で行動することにより、きっと将来を変えることができる。と強く説いておられました。

当時のウルグアイ軍事政権に反発し、ただ国を良くしたいという信念のもと政治活動を行った結果、13年間の投獄生活を送ることに。しかしその間も自分の信念主張は全く曲げず、何物にも屈せず、ただひたすら信じ続け、最後には大統領にまで上り詰め、国民のために多くの改革を有言実行したという波乱万丈の人生を送ってこられたムヒカ氏のメッセージは、口先だけでない重みがあり、それが多くの人の支持を得ているのだと言われています。

これらの逸話はメディアでも多く取り上げられたのでご存知の方も多いかと思います。今回の来日で多くの日本人のこれからの人生に多大な影響を与えたことは間違いないでしょう。

(アメリカとキューバの歴史的な和解もムヒカ氏の貢献あってこそというお話も関係者から聞きました。もちろん日本のみならず世界的に大きな影響を与えている大変偉大な方です)


楽屋でフレンドリーに写真撮影に応じて下さったムヒカ前大統領。ご挨拶した際にとても優しい笑顔で迎えて下さいましたが、その瞳の奥から嘘偽りのない本物の優しさが伝わってきて、いつの間にか私も満面の笑みになっていました。右の女性はムヒカ氏の奥様でウルグアイ上院議員のルシア・トポランスキさん。本当に素敵なご夫婦でした。

以前からとても尊敬しておりすごくお会いしたかった方なので、実際にお目にかかれて本当に幸せでした。また、大きなパワーと同時に大切なメッセージも直接受け取った気がします。

このような大変貴重な素晴らしい機会を与えて下さいましたウルグアイ大使ご夫妻に心から感謝申し上げるとともに(各国大使、抽選の学生300人、マスコミ関係者以外、一般の入場は一切不可でした)81歳のご高齢にもかかわらず地球の裏側からはるばる日本までいらして下さり、日本のために貴重なアドバイスを下さったホセ・ムヒカ氏と奥様に心より御礼申し上げる次第でございます。

「世界一心の豊かなムヒカ前大統領」から頂いたありがたいお言葉を胸に、自分の人生をより幸せに生き、歯科医師として多くの患者様を幸せにすることができますよう尊い使命感をもって、残りの人生しっかり頑張っていきたいと思います!

ニューヨーク大学歯学部プログラムリーダー就任

ニューヨーク大学歯学部よりインターナショナルプログラムリーダーに正式に任命されました。

インターナショナルプログラムリーダーは、ニューヨーク大学歯学部歯科大学院が主催するNYU卒後生涯研修短期留学プログラム( Linhart Cotinuing Dental EducationProgram ) の中の、主に日本の歯科医師を対象にしたインプラントコースのサポートが主な任務です。

NYUのインプラントプログラムは1981年から現在に至るまで、世界26カ国3200人以上の卒業生を輩出し、このプログラムを卒業した歯科医は世界各国で活躍しています。世界トップレベルの講師陣によるハイレベルな講義内容やその実績から、国際的にとても高い評価を得ている卒後研修プログラムとして広く世界に知られています。2002年に開講した日本人向けのNYUプログラムは今年ですでに13期を迎え、卒業生には現在日本の歯科インプラント界の第一線で活躍する歯科医が多いのも本コースの特徴です。

ニューヨーク大学歯科大学院Linhart歯科生涯教育センター 
ニューヨーク大学卒後研修短期留学プログラム

日本の、そして世界のインプラント歯科教育における、良質なインプラント治療学の普及に携わることができるのは大変光栄なことです。せっかくの機会ですので、サポートを通じて自分も多くのことを学びたいと思います。

現在、NYUコースの12期生と13期生を担当しております。年2回の米国ニューヨーク大学での集中研修と中米グアテマラでのライブオペセッション、中国や韓国でのセッションなど、年に数回医院を休診不在にいたしますが、後進の教育と、自身の勉強および診療のレベルアップのためですので、患者様には何卒ご理解いただきたく宜しくお願い申し上げます。


第1回コロンビア大学日本学術大会

第1回コロンビア大学日本学術大会が東京医科歯科大学に於いて開催されます。

オバマ、ルーズベルト、アイゼンハワー大統領や多くのノーベル賞受賞者を輩出した名門コロンビア大学の医学部メディカルセンター副所長と歯学部学長も兼任するスーパードクターDr.Christian S Stohler先生(歯科医師)のご発案により、日本における良質なインプラント歯科学の普及のため、コロンビア大学とICOI国際口腔インプラント学会の全面的な支援のもと、記念すべき第1回の日本学術大会が開催される運びとなりました。

光栄な事に私も演者に推挙され、春日井昇平先生(東京医科歯科大学歯学部インプラント科主任教授)、嶋田淳先生(明海大学歯学部口腔外科学教授、骨造成の権威)、佐藤秀一先生(日本大学歯学部歯周病科教授)、鈴木仙一先生(ライオンインプラントセンター理事長、前ICOI日本会長、ICOI本部理事)など、日本を代表する著名な先生方とともに、コロンビア大学学長とICOI国際口腔インプラント学会会長Dr.Kenneth Judyの前で講演させていただくことになりました。

今回は私は「審美領域のインプラント治療」という演題で、治療が特に難しいと言われる前歯部のインプラント治療を成功に導くために必要なコンセプトや治療術式について、世界的な歯科技工士の林直樹先生と実際に日々の診療で行っている高度な臨床術式などを多数紹介し、我々の普段行っている患者満足度の高い良質な治療の実践についてお話しする予定です。日本の真の実力をしっかり見せつけて差し上げたいと思っております(笑)

海外出張や研修会、レセプションなど多忙な日々が続きますが、なんとか頑張ってプレゼン仕上げたいと思います。歯科関係者の方々のご参加をお待ちしております。(会場の関係で、すぐに満席が予想されますので、早めのお申し込みをお勧め致します)

追記。今回の講演発表を終えて、コロンビア大学歯学部長ChristianStohler先生とICOI会長Kenneth Judy先生より"Excellent!!!"と大変ポジティブなご評価を頂戴いたしました。あわせてご参加の先生方からもかなりの高評価を頂きました。面目躍如といったところでしょうか。手前味噌で大変恐縮ですが、この場をお借りしてご報告させていただきます。

(とは言っても、芸術的なセラミック上部構造をご製作された世界一のマスターセラミスト林直樹先生の功績によるところがかなり大きいのも事実ですが^^;)私ももっと上を目指して頑張りたいと思います。

インプラントベーシックコース2015

下記のとおりインプラントベーシックコースを開催いたします。

海外で学び、世界的に著名な超一流のインプラント専門医に師事した新進気鋭のドクターとともに、インプラント治療を成功に導くにために必要な知識と技術について、ベーシックからアドバンスに至るまで、講義と実習を通じて詳しくご教授いたします。ご興味のある先生方はお気軽にお問い合わせ下さい。宜しくお願い申し上げます。
QDT2015 林直樹先生

ドイツ、アメリカ、フランス、イタリア、日本などの世界14カ国に国際的なネットワークを持ち、権威ある国際歯科大会なども運営する、歯科専門書籍の最大手クインテッセンス出版株式会社のドイツ本社より『QDT2015』が出版されました。これは本年度、世界で最も素晴らしいと評価された仕事が選出掲載される、年1回発行のイヤーブックです。

世界的な歯科技工士として大変著名なマスターセラミスト林直樹先生が今年も選出され、私とコラボレーションしたインプラントとセラミック修復の臨床ケースも掲載されましたのでご報告申し上げます。

 

本年度のQDT2015の表紙(写真左)は林直樹先生の撮影した写真が使用されています。
Masterpieceという高度な技術を紹介する特別コーナーでの掲載でした(写真右)

 

本症例では、患者の審美的、機能的な問題点を改善するために、審美的歯周形成外科(歯肉のラインを綺麗に揃える術式)や、破折歯の抜歯と審美インプラント治療、セラミッククラウン、ラミネートベニヤなど、とても複雑な治療を同時に行いました。

このようなケースでは、それぞれの修復物の色調をぴったり合わせることは至難の技と言われていますが、そこは世界の林先生、非常に高度な技術を駆使して、信じられないほど綺麗で素晴らしいセラミック修復物をご製作されます。そこが世界トップと言われる所以でしょう。

毎回、アメリカから届く歯科技工物を拝見するたび、ため息が出るような素晴らしいお仕事に感嘆し(歯オタクですみません;笑)、もちろん、患者様も大変ご満足されてお喜びになられますので(実際に嬉し泣きする方も珍しくありません)一緒にお仕事をさせていただき本当にラッキーで幸せだと常々感じております。

林直樹先生は国際セラミックシンポジウム(LA開催)、クイント国際シンポジウム(シカゴ開催)など、世界最高峰の数々の主要学会で、クロージングスピーカー(いわゆるオオトリと呼ばれる、学会をクローズするに相応しいメインの最終講演者)として登壇しており、その名は広く世界に轟いています。

これらの学会の招待スピーカーは世界トップの著名な歯科医師がほとんどなので、毎回最終講演者として招かれる林先生の評価と業績は実はとんでもなくすごいことなのです。当然、日本の歯科医でこの偉業を達成した人は残念ながらまだ誰もいません。

いつの日か私もそこに登壇できるよう、目標を高く持ち、日々頑張っていきたいと思います。

コロンビア大学&ニューヨーク大学

米国の名門校コロンビア大学に新設されたICOIインプラントセンターの完成記念式典が厳かに執り行われ、光栄なことにコロンビア大学学長よりご招待を賜り、遥々ニューヨークまで行って参りました。

このインプラントセンターは、ICOI国際口腔インプラント学会の協賛のもと、元ニューヨーク大学インプラント科教授で世界的に著名なDr.Dennis Tarnowをあらたにディレクターに迎え、この度めでたく完成の運びとなりました。このような場合、米国では寄付がよく行われますが、私もICOI国際口腔インプラント学会の日本副会長としての立場から寄付を行った関係で、このようなご招待をいただいた次第です。

 
コロンビア大学学長からの正式な招待状。インプラントセンターの入り口にはドネーションを行った先生の名前が刻まれたパネルが掲示してあります。とても光栄なことですので、まずは記念撮影(笑)

 
(写真左)左からコロンビア大学歯学部インプラント科主任教授のDr.Dennis Tarnow先生、ICOI国際口腔インプラント学会会長のDr.Kenneth Judy先生、そしてコロンビア大学歯学部長で、今年からコロンビア大学全体の学長(総長)に就任したDr.Christian S.Stohler先生らの錚々たるメンバーによるテープカット。(写真右)はターナー教授と久々の再会を祝しての記念撮影。

式典後は、現在ニューヨークで一番との呼び声も高いDel Frisco’s Double Eagle Steak Houseにご招待いただき、ラグジュアリーな雰囲気の中、とても美味しい、とんでもない量のステーキとワインをご馳走になりました。まさに至福の時間でした。

さて、他の日はのんびりニューヨーク観光でもしていたのだろう、と思わるかもしれませんが、実は終日、ニューヨーク大学でのインプラントの特別セミナーに参加しており、観光の時間はまったくありませんでした。(いつものことですが。。涙)

 
またまたやってきてしまいました、NYU歯学部。空港から直行で講義に参加し、毎日朝8時から夕方までみっちり講義でした。我ながら本当に勉強好きだなあと思います(笑)学生時代の友人はこんな姿は想像もできないと思いますが。なにせバンド活動で学校さぼってばかりで、講義も居眠りばかりの不勉強で不真面目な学生でしたから。。

まあそんなわけで、勉強ばかりではさすがに嫌になってしまうので、夜はグルメの友人に同行してちょっと贅沢なニューヨークのディナーを堪能してきました。

 
まずは世界一のステーキハウスとも称されるPeter Luger Steak Houseへ。和牛のような霜降り肉ではないのですが、しっかり脂ののった咬みごたえのあるジューシーで美味しいお肉でした。外がカリッと焼きあがってとても香ばしく、評判どおりのとても美味しい最高のステーキで大満足でした!

 
こちらはニューヨークでNo.1のシーフードフレンチレストランLe Bernardin。ミシュラン3つ星、New York Times4つ星にランクされているそうで、今回は各料理毎におすすめの赤白ワイン(日本酒もありました)がついたスペシャルコースを頂きましたが、まるで日本で食べているような繊細で大変美味しいお料理でした。アメリカでこんな繊細な料理が食べられるなんてびっくりです(笑)同行した友人(日本を代表する素晴らしい歯科医の先生方)と、美味しい料理に舌鼓しながらワイン片手に楽しい時間を過ごしました(写真右)

海外研修では毎回こんな贅沢している訳ではないのですが、たまには自分へのご褒美も良いのではと思う今日この頃。。しっかりお仕事しますので何卒お許しくださいませ(長旅の疲れと時差ぼけの頭と体に鞭打って今日も診療頑張っておりますので。。)

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